
囲碁の豆知識
3 毎週日曜日NHKのEテレで放映の「囲碁ジャーナル」で、2025年11月16日では、石が軽い、石が重い(二通りの意味)、足が早い遅い、アジがある、にぎやか(二通りの意味)、盤十、コミが出ない及び盤面勝負の8つの囲碁用語の解説がありました。それぞれどのような解説があったでしょうか。
石が軽いは、取られてもいい石、石が重いは①もったいないけど逃げるのが大変、②いくつかの石が固まっていて、身動きが取れないの二通り、にぎやかは①石が接触して激しくなってきたときの表現、②形成が悪かった方が盛り返し、勝負がわからなくなってきた時の二通り、その他の用語は下の画像で。



2 毎週日曜日NHKのEテレで放映されている「囲碁ジャーナル」で、2021年12月1日には、泉谷八段と大橋七段によって、”AI時代の新格言”が6個放映されました。どのような格言だったでしょうか。
新格言として以下の6個が放映されていました。
①パット肩ツキ肩パット
②シマリにツケよ
③AIにソーシャルディスタンスなし
④三々でサンザン苦労する
⑤とりあえずビール 星に三々
⑥カカリに受けない
でした。最近のプロの対決を見ると、これらの格言はもっともだと思われます。
1 碁石の色はなぜ黒と白か
中国・後漢の囲碁の名手、班固(紀元32~92)の著書に、碁盤は天地を、碁石の黒と白は陰と陽を表す、と記載されているそうです。囲碁は古代中国で生まれ、陰陽思想の影響で、黒と白が使われているとの説が有力だそうです。また盤上に並べて区別しやすいことも理由とのことです。