
囲碁の雑学クイズ
問30 毎日新聞に、毎月1回「棋界新時代」が連載されていますが、2022年7月7日は王銘椀(木ヘンは王へん)でした。タイトルは「囲碁と▢▢は似ている」でした。▢▢にはどのような単語が入っていたでしょうか。また記事の中に歴代首相で囲碁が趣味の人の数が載っていました。何人だったでしょうか。なお歴代首相は64名です。

答30 囲碁と選挙は、過半数を争うから似ているとしていました。また 歴代首相で囲碁の趣味の人は17人(27%)もいたとのことです。
問29 平日NHKBSプレミアムで朝と夜、俳優の火野正平が自転車で視聴者の手紙に書かれた場所を訪ねる「にっぽん縦断 こころ旅」が放映されていますが、2022年6月21日は、岩手県気仙沼市の碁石浜でした。小学6年生のお手紙には、碁石浜が"黒い石がいっぱいしきつめられた大きな浜"と表現していましたが、白い石はなかったでしょうか。
答29 ほとんどが黒石でしたが、火野正平は白石も見つけていました。また手紙では、石を持って帰ろうとしたことに、父親がたしなめたことが印象的でした。なお私が東日本大震災の前に行ったときには、白石は見つけられませんでした。
問28 毎週金曜日にNHKで放映される「チコちゃんに叱られる」で、2022年6月17日に"QRコードは何の模様?"の問題が出ました。もちろん「囲碁」から考えられた模様ですが、実際に囲碁をQRコードのように並べると読み取れたでしょうか。
答28 この模様をスマホで読み込むと「チコちゃんに叱られる」のホームページが開きました。バーコードの白黒2つの棒では4通りの情報ですが、QRコードの4つの碁石では16通りの情報があり、しかも少ない面積で多くの情報がやり取りできるようになりました。なおこの説明のため、日曜日NHKEテレで放映の「囲碁フォーカス」風に安田朋夏初段の司会で進められていました。
問27 2022年6月14日の朝日新聞朝刊の「語る」欄に、"~人生の贈りもの~3時起床 AIで研究に拍車"のタイトルで70歳の現役プロ棋士が載っていました。誰だったでしょうか。
答27 名人7連覇、棋聖6連覇など35の7大タイトルを獲得した小林光一名誉名人です。70歳を過ぎてもAIで勉強するなど、現在でも情熱は衰えを見せないことが述べられていました。我々も見習う必要があります。
問26 2022年5月30日の朝日新聞夕刊に、「囲碁界の巨人のあの笑顔」とのタイトルで、昨年11月亡くなったある囲碁界の巨人を偲ぶ記事が出ていました。プロ棋士ではありませんが誰だったでしょうか
答26 アマチュア本因坊戦優勝12回、アマ十傑戦優勝9回などアマトップを半世紀続けた菊池康郎さんでした。囲碁のほか、社交ダンス、や麻雀もプロ級だったそうです。
問25 2022年5月24日の毎日新聞夕刊に、本因坊戦があるスポーツ施設の競技場で行われたことが載っていました。どこのどんなスポーツの競技場だったでしょうか。
答25 埼玉県熊谷市にある「熊谷ラグビー場」に設置された特別室で、第77期本因坊決定戦七番勝負第2局が行われました。対戦は井山裕太本因坊と挑戦者の一力遼棋聖で、白番井山本因坊が中押しで勝ちました。
問24 2022年4月28日科学技術や芸能文化への功労者に贈られる2022年春の紫綬褒章が政府より発表されました。その中に囲碁関係の人が一人入っていました。誰だったでしょうか。
答24 井山裕太本因坊(32)です。4月28日の朝日新聞朝刊には、受賞を受けて「囲碁の真理 探求は続く」とのタイトルで談話が載っていました。朝日新聞デジタルから

問23 棋士同士の夫婦は、囲碁界と将棋界では、どちらが多いでしょうか。
答23 囲碁界が圧倒的に多いそうです。2022年4月13日の読売新聞夕刊の「囲碁ざっくばらん」に載っていました。執筆者の林漢傑八段の奥さんも2020年女流棋聖だった鈴木歩七段です。
問22 平日テレビ朝日系で「じゅん散歩」が放映されていますが、2022年4月6日は、東京都目黒区の東急東横線の学芸大学駅周辺でした。そこで電柱に「囲碁ルールの歌」が表示されているのを、散歩している高田純次さんが見つけました。「うさぎとかめ」の歌の吹き替えですが、3番は"大きな決まりはこの二つ、・・・"でした。一番の出だしは何だったでしょうか。
答22 "いごってかんたんチョー簡単・・・"でした。最後のところの"・・・あわせた〇〇〇〇くらべっこ"の〇〇〇〇には何が入っていたでしょうか、想像してください。なお2番は映っていませんでした。
問21 毎週日曜日NHKのEテレで「囲碁フォーカス」が放映されていますが、2022年3月6日には、"トップ棋士も英語で発信"のコーナーがあり、その中で、世界囲碁連盟があることが紹介されていました。何か国が加盟し、世界の囲碁人口は何万人と言っていたでしょうか。
答21 77の国と地域が世界囲碁連盟に加盟し、囲碁人口は4,000万人いるとのことでした。
問20 毎週日曜日NHKのEテレで「囲碁フォーカス」が放映されていますが、2022年3月6日には、"トップ棋士も英語で発信"のコーナーがあり、海外でも日本語の囲碁用語が通じることが多いことが紹介されていました。どのような囲碁用語が紹介されていたでしょうか。
答20 アジ、コスミ、ジョウセキ、ハネ、センテ、アタリの6語が紹介されていました。
問19 2022年3月6日の毎日新聞朝刊に、10連覇した本因坊である趙治勲氏と井山裕太氏の対談が載っていました。その中で、趙治勲は、囲碁の魅力は何だといっていたでしょうか。
答19 「自由」でした。将棋は差があるのですが、囲碁には、石に白と黒の差はありますが差はなく、その石の置く場所は自由で、また置かれた場所でその石の価値が決まることが述べられていました。
問18 2022年1月25日の読売新聞朝刊に、囲碁の小学生日本一を決める「第11回くらしき吉備真備こども棋聖戦」が昨年12月18,19日に岡山県倉敷市で開かれたことが載っていました。吉備真備と囲碁との関係は何でしょうか。
答18 奈良時代の遣唐使で日本に囲碁を伝えたとされる吉備真備は、倉敷市吉備町の出身だからです。問の画像をクリックすると吉備町の吉備真備駅付近の地理院地図が開きます。
問17 日本棋院から出版されている「碁ワールド」の2022年1月号に、謹賀新年として、58の個人や団体が名前を載せていました。その中に、囲碁に関係する3市町村も載っていました。どこだったでしょうか。

答17 アルプス囲碁村は長野県大町市、本因坊秀策誕生の地は広島県尾道市、囲碁のまちは神奈川県平塚市でした。
問16 毎日新聞朝刊に「憂楽帳」という欄がありますが、2021年12月21日は「囲碁の聖地で再び」でした。囲碁の聖地はどこだったでしょうか。
答16 日光でした。日光東照宮の祭神徳川家康は囲碁を推奨し、東照宮の国宝「陽明門」には、文人が碁を打つ姿が彫られており、これが日光を囲碁の聖地とするゆえんだそうです。 画像をクリックすると、日光東照宮付近の地理院地図が開きます。
問15 毎週日曜日Eテレで放映の「囲碁フォーカス」で、2021年12月12日には、"囲碁界びっくりトンデモ記録!"が5個放映されました。①半目勝ち10連勝、②名人戦で3局すべて半目勝ち、③1日で9手しか進まなかった、④1手に費やした時間5時間7分、⑤名人戦で3連敗からの4連勝、でした。それぞれ誰が達成したのでしょうか。
答15 ”囲碁界びっくりトンデモ記録”として、①2019年9月から2021年9月28日までの藤沢里奈女流本因坊が半目勝ちを10連勝したこと、②2000年の第26期天元戦で、柳時薫七段が小林光一天元に3局連続して半目勝ちしてタイトルを収めたこと、③60年以上前、梶原武雄7段と橋本昌二王座の2日制の戦いで、1日9手しか進まなかったこと、④1988年第43期本因坊戦で、武宮正樹本因坊と大竹英雄鶴聖の戦いで、大なだれ定石の途中で武宮本因坊が1手を5時間7分考え、結局は大なだれ定石通り打ったこと、⑤1973年第12期旧名人戦の林海峯名人と石田芳夫本因坊の戦いで、先に3連勝した石田本因坊だったが、その後林名人が4連勝して本因坊を奪取したこと、の5個を取り上げていました。
問14 2021年12月9日の朝日新聞朝刊の「ひと」欄に囲碁棋士が載っていました。だれで、なぜ載ったのでしょうか。
答14 関航太郎八段で、「プロ入り最短でメジャータイトルを勝ち取った囲碁棋士」として載っていました。天元戦五番勝負で、一力遼天元を初挑戦ながら6日の第4戦を制し、3勝1敗でタイトルを奪い、プロ入り4年8カ月の史上最速でメジャー制覇したからです。朝日新聞デジタルから
問13 日本棋院では、2021年12月あるところで開かれている万博で、PR活動することが、11月15日の朝日新聞夕刊に載っていました。どこで開かれている万博でしょうか。

答13 アラブ首長国連邦の首都ドバイで開かれている「ドバイ万博」でした。
問12 2021年11月6日の読売新聞に、"井山名人連覇「大三冠」維持"とのタイトルの記事が載っていました。「大三冠」とは、名人のほか、あとのタイトル2つは何でしょうか。
答12 名人のほか、棋聖と本因坊です。なお井山名人はこのほか碁聖の称号も持っており、2021年11月5日現在4冠となっています。
問11 2021年10月24日NHKのEテレで放映された「囲碁フォーカス」で、新しい視覚障害者用の囲碁版と碁石が紹介されていました。今までとの違いは何だったでしょうか。
答11 今までの金属製から木製に、1枚だったのが4枚に分割できるように、印とついていた穴や突起が大きくなりました。その結果、コストも半分に、軽量化され、扱いやすくなりました。
問10 2021年9月12日にNHKのEテレで放映された「囲碁フォーカス」で、NHK大河ドラマ「青天を衝く」のオープニングに囲碁指導として田尻悠人五段が載っており、ドラマの撮影での仕事ぶりが紹介されていました。具体的には何をしていると紹介されていたのでしょうか。
答10 撮影の時の碁盤の上に石を並べて、碁盤作成を行い、その時に役者さんが石を打つべき位置とその打ち方を教えているとのことです。
問9 朝日新聞朝刊一面には、小学生向きの質問"しつもん!ドラえもん"の欄があり、他のページに答が掲載されています。2021年9月16日は、"「▢▢▢▢」や「〇〇〇」に出てくる、黒と白の意思を使うゲームは何だろう?"でした。答はもちろん囲碁ですが、▢▢▢▢と〇〇〇に入る平安時代の古典は何でしょうか。

答9 源氏物語と枕草子でした。答の欄には、作者が描かれており、囲碁は盤に黒と白の碁石を置いていって、陣地の広さを競うんだ、と説明していました。
問8 2021年8月25日の朝日新聞朝刊の25面は、"第46期囲碁名人戦七番勝負 あす開幕"のページでした。「最強の挑戦者か 絶対王者か」とのタイトルで、名人の井山さんと挑戦者の一力さんのそれぞれのインタビュー記事が載っていました。そのインタビューのタイトルは、井山名人のは、「相手が誰であれ 勝ちは〇〇〇〇」で、一力挑戦者のは、「今も昔も▢▢▢▢ならない存在」でした。〇〇〇〇と▢▢▢▢ にはどのような言葉が入っていたでしょうか。
答8 「相手が誰であれ 勝ちは自分次第」で、一力挑戦者のは、「今も昔も超えねばならない存在」でした。なお二人の直接対戦成績は、井山名人の24勝14敗です。
問7 2021年7月28日の朝日新聞朝刊の「いちからわかる!」欄は、"囲碁タイトル戦10連覇 井山さん強いのう"で、井山名人が、本因坊戦に2012~2021年まで10連覇したことが取り上げられていました。過去に10連覇は一人しか達成していません。誰だったでしょうか。

答7 趙治勲名誉名人で、本因坊戦を1989~1998年まで勝利し、その結果名誉名人の資格も獲得しました。朝日新聞デジタルから

問6 2021年6月25日の千葉日報に、写真入りで「唯一の囲碁部員 全国へ」のタイトルで、ある千葉の高校の囲碁部員が、第45回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権大会全国大会の女子個人戦に出場することが、載っていました。どこの高校でしょうか。
答6 市原市にある県立京葉高校です。高校3年生の近藤雪音さんですが、入学と同時に入部し、先輩や顧問の先生に教わったそうです。全国大会は8月17日から19日です。活躍を期待しています。画像をクリックすると、京葉高校付近の地理院地図が開きます。
問5 毎週金曜日、日本テレビで「あなたは小学5年生より賢いの?」が放映されていますが、2021年5月21日に、ある言葉の語源は何かを、A福笑い、Bすごろく、C囲碁、の中から選ぶ問題が出ていました。もちろん答えは囲碁ですが、どのような言葉だったでしょうか。問題から推定してください。
答5 「一目置く」でした。回答者は比較的簡単に正解を出していました。
問4 2021年5月21日の朝日新聞夕刊の一面トップは、「ただいま13連勝中」とのタイトルで、囲碁界のある人物のことが写真入りで載っていました。誰だったでしょうか。
答4 仲村菫二段でした。今年に入っての勝ち星は24勝2敗とプロではトップで、勝率も0.923と田中康湧二段と同率一位で、連勝記録でも一力遼碁聖の14連勝に次いで2位となっていることなど、詳しく書かれていました。
問3 2021年4月19日の朝日新聞夕刊に、『囲碁の名人戦の予選で「待った」』のタイトルで、4月8日の名人戦予選C1回戦、河野往夫五段と尚司和子三段戦で起きたことが載っていました。単に「待った」ではなく、常務理事会まで上がって反則負けが決まったのですが、どのような「待った」でしょうか。
答3 尚司三段が122手目を打った約20秒後、手番の河野五段の考慮中に、直前に売った石をずらしましたが、お互いにそのまま打ち続けました。およそその10手後、立会人が回ってきたので、河野五段がこの石をずらしたことを告げたが、立会人は続行を指示、最後まで打ち続け、最終局は尚司三段の勝ちでした。しかし終了後河野五段が異議を申し立て、尚司三段も石をずらしたことを認めたこともあり、日本棋院は13日の常務理事会で、「待った」に当たるとして尚司三段の反則負けとした、とのことでした。
問2 毎週日曜日NHKのEテレで、「囲碁フォーカス」が放映されていますが、2021年4月18日、「ヒカルの碁」のほか3冊の囲碁の漫画について話されていました。どのような漫画だったでしょか。

答2 「星空のカラス」、「こもれびの碁」、「群舞のペア碁」の3冊でした。
問1 2021年4月2日の朝日新聞夕刊の一面に、「右目は見えない 視力0.01の左目と 囲碁棋士を目指す」とのタイトルで、弱視で挑む岩崎晴都(はると)さん(12歳)が、この4月に日本棋院の院生になって、プロ棋士を目指していることが載っていました。その中に、日本棋院は晴都さんの対局をサポートするため、いくつかの手を打っていることが載っていました。どのようなことでしょうか。

答1 ①基盤に目を近づける手が読めるよう、凸状の盤に裏が凹状の意思をはめ込んで固定する、②全盲の人も楽しめるよう、裏が平面の白石に対し、黒石に突起がある、③対局時計は、秒読みに入れば音声で告げるプロ仕様で、④対局ごとに入れ替わる席も、晴都さんのみは定位置で打つ、ことが載っていました。なお視覚障害者用の盤を用いて囲碁を楽しむ人は、全国に300~400人と推定されているとのことです。